« ナウシカ | トップページ | 断捨離 »

2013年3月 8日 (金)

U先生大講演会

Dsc03648 本ブログに時々登場し、現在、講義を共同開講させていただいているU先生が、国際交流基金の大講演会にご登壇されるというので、それまで打ち合わせをしていた学生と一緒に拝聴しにいく。開始5分前に行ったら、事前予約をしていない聴衆が会場に入れず、廊下に座り込んでいた。うーん、2010年、パップ・ラースロー・スポーツアリーナに数万人を集めたダライ・ラマの講演会を彷彿とさせるとは、誰も言ってない、言ってない。
結局、予約キャンセルもあって全員が会場に入ることができたが、座席はほぼ全て埋まった、、、が、主役が来ない。開始から遅れること25分、どうやら「忘れ物」をして大学にいったん戻っていたというU先生がご登壇。さすが大物は違うと会場中をうならせた。
ご講演は、ご自分の翻訳書にまつわるエピソードをあげつつ、日本のハンガリー絵本の受容を整理した内容であった。ユーモアと脱線や通訳のM先生との絶妙な掛け合いを交えつつ、興味深い内容であった。会場には翻訳された絵本の作家も来られていて、やりづらかろうと思いつつ、聴衆をしっかりと魅了されていた。日本への受容については、キャラクター文化と東欧ブームをあげておられたが、非東欧地域との比較も知りたいと思い、U先生の今後のご活躍の幅を期待させるものであった。
ご講演後の質疑応答も盛んであった。途中、「事前案内には「翻訳の秘密」とあるが」という質問に、U先生が「それを書いたのは私ではなく、、」とプロらしからぬことを口にされようとしたので、それを遮り、不肖私めが、翻訳しづらい単語やフレーズをどう処理されているのか「秘密を教えてほしい」とフォローの質問をさせていただいた。
U先生には、かねがね「これからドンドン立派になって」というようなことを申しあげいるのだが、実は「すでに立派なのだから」だったと、本日、不明を恥じ、訂正させていただきとうございます。
帰り際に一緒に行った学生がトラムの駅で、「諦めかけていた翻訳をやろうと再び思った」と、聴衆に勇気と希望を与えていたことも付け加え、「笑いとホロリ」の大坂テイストの「ホロリ」もあったことを、大坂で学ばれたU先生にお伝えさせていただこう。

« ナウシカ | トップページ | 断捨離 »

」カテゴリの記事

コメント

>さすが大物は違うと会場中をうならせた。

本当に、土下座しようかと思いました・・・講演者が遅れる講演なんて、聞いたことがありません (-_-;)

先生の質問はフォローだったんですね。言われなかったら「先生もなんか質問してくれてたなぁ」という思い出で終わっていたと思います。でも思い返せば、確かに「こら待て待て」という感じで話を遮られましたね(笑)。いつもどうもありがとうございます。ご帰国されてから、私は一体どうやって生きていきましょう。 

後の方で「日本人が時間に遅れることってあるんだ」という声がしてましたよ~
しかし本当にご盛会あめでとうございました。河合隼雄と日本のショップの説明はややくどいなって気もしましたがが(あとパワポ、何度も前の頁に戻るのも=頁をカット&ペーストしておけばいい)、全体的に素晴らしい内容でした(って、あんまり褒めてない? いや本文でベタ褒めしてる)。
次は翻訳文化賞受賞スピーチですね!!

>後の方で「日本人が時間に遅れることってあるんだ」という声がしてましたよ~

そういったくだらないステレオタイプを打ち破るべく、私は日々努力しているのです。

はぁ~ orz

パワポのカット&ペーストは、単純に、しておく時間がなかったのです。
いちいち戻さなくても別によかったかもですね。
「セクシー」の刺青がややすべり気味だったことについてはダメ出しはないですか?

> そういったくだらないステレオタイプを打ち破るべく、私は日々努力しているのです。

でも内川先生へのステレオタイプは、より堅牢に築かれていくような、、、
いえいえ、、、「セクシー刺青」大ウケでした(が、話がだんだん横道に)。

>(が、話がだんだん横道に)。
この時点でたぶん、講演にいらっしゃらなかった方は、
「児童文学のどの文脈でセクシー刺青が登場するんだろう」って思いますよね・・・

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/588846/56919114

この記事へのトラックバック一覧です: U先生大講演会:

« ナウシカ | トップページ | 断捨離 »