2013年1月14日 (月)

雪見温泉あるいは寒中水泳

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久々に「湯」カテゴリーの記事である。
facebookを通じて日本では大雪に見舞われたということを知ったのだが、同時刻、ブダペストでも、この冬最大の積雪をみていた(写真左上)。ずいぶんと離れた地域で同じような気象状況なのが面白く、また修論を提出した院生の指導もあって、つい徹夜をしてしまった。
さて日本人は雪を愛でながら露天風呂につかることが好きなのは国際的に常識のこと(?)だが(韓国では、ここに猿が一緒に入ると信じている人がいて驚いたことがある)、偶然、今日は新装開店をしていたというルカーチ温泉に行こうと思っていた。ここには昨年9月に行ってふられた思い出があり、リベンジを狙っていたのである。
新装開店というだけあって、サウナ充実スペース(1000ft増し)やジムや食事処もあるようだが、最初なので一番ベーシックなものにした。3000ftでプールと風呂と2つのサウナが使える。着替えはキャビンではなくロッカーで、鍵を閉めるのは係に頼み、開けるのは自分で行うという面倒な仕組みであったが、客の一人が親切に教えてくれた。
まずは雪見温泉よろしくプールに、、、冷たい! 当たり前である。温泉で温めているといえども、雪解け水が入っているのである。22度と26度と書いてあるが、そんなんじゃないと思う。慌てて係の人に室内温泉の場所を聞き、たどり着く(けっこう複雑)。4つの湯船にスチーム/ドライのサウナが一つずつ。湯船一つひとつは、それほど大きくない。10名もつかれば満員感がある。
サウナに入り、水風呂代わりにプールに飛び込む。これを3回やって、20m弱のプールを20往復したから7~800m泳いだことになる。今、眠くて眠くて仕方がない。30年ぶりに水着を買ったからといって調子にのってはいけない。
掛け流しのキラーイにお湯を提供している、表で温泉水を売っているというから、掛け流しだろうと思ったら循環だった。飲用温泉の蛇口は止まっていて、ペットボトルを持った方々が残念そうな表情であった。総じてセーチェニ温泉の小型版という印象を持った。1000ft増しのサウナ充実スペースはジェットバスや打たせ湯もあって気持ちよさげだが、合計4000ftは、やや高め感が否めないな。帰りに飲用温泉500cc(30ft)を一気に飲み干した(写真左下)。
これで、ブダペストの温泉の主だったところ(セーチェニ、ゲッレールド、ルカーチ、ルダシュ、キラーイ)は制覇したが、一番は夏なら庭のあるキラーイ、一年を通しては「ふんどしの日」(男専用日)があるルダシュだろうか。

2012年9月17日 (月)

フンドシの日

8月中は毎週1~2回は行っていたキラーイ温泉が今月になってから断続的にサウナとスチームバスが使えない。お湯も非常にぬるい。屋外のデッキチェアともの凄い水量の打たせ湯と安さが魅力だったのだが、ぬるいのはかなわない。寒いとデッキチェアどころではない。
で、ルダシュ温泉に浮気。ここは平日の月・(水=未確認)・金は男専用となる。その日はフンドシが配られる。私は「フンドシの日」と命名。ただフンドシといっても40×30cm程度の布に腰ヒモだけのものである。それで前を隠す。当然、浴槽に入ると布が浮き上がって、当初の目的が果たせない。サウナではそれを尻あてにするので、丸見えである。意味ないんじゃないかと思っていたら、つけない御仁もいらっしゃる。フンドシで身体を洗っている人もいる。
5時頃を過ぎると勤め帰りの人たちなのか急に混み合ってくる。特に金曜日は大入りで、大きい浴槽に30~40名、小さい浴槽に10名×4つ、スチームバスは座りきれない人たちが立って総勢10名以上はいる。休憩室や水風呂にいる人も合わせると、80~100名位のフンドシがいるのだ。これは圧巻である。さすがに写真を撮れないのでお見せできないのが残念である。
しかしルダシュもサウナが工事中。キラーイの工事も断続的に続く模様。ルカーチは長期改装中。文献調査で判明したことだがラーツはホテルに買収された。寒くなる前に、何とかルダシュとキラーイのサウナを直してほしいものである。

2012年9月 2日 (日)

結局、ルダシュ温泉

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国際交流基金ブダペスト日本文化センター主催の日本語教育シンポジウムに出席。この企画自体、大変興味深いものだったので別に報告したいと思うが、懇親会席上で隣に座られたブダペスト商科大学のヒダシ博士から温泉についてご教示を賜り、またその後の文献調査により、次の2点が判明した。
(1)私のお気に入りのキラーイ温泉は自家源泉ではなく、数百メートル離れたルカーチ温泉から湯を引いてきていること。
(2)ここ数年改装中のラーツ温泉が素晴らしいとのこと。
そこで本日、ルカーチ温泉に行くも、工事中だった。しかし入り口で飲用温泉を販売していたのでカメラに収める(写真左)。手前は処方箋を持った人々が並ぶ薬局であった。そのまま歩いて数分のキラーイ温泉に行ってもよかったが、バスでラーツ温泉に。バス停はルダシュ温泉である。残念ながら、ここで腹痛をおこし、ラーツ温泉にたどり着く前にルダシュ温泉に駆け込むこととなった。
ルダシュはキラーイと同様のキューポラを擁するトルコ風呂。キラーイより一回り大きく、メインの湯船を囲む形で4つの温度の違う湯船がある。スチームバスは熱くて誰も入らない。僕も5分ほどで火傷をするかと思う熱さに飛び出した(実際、太股の内側が内出血のような赤みを帯びていた)。前回同様、若者が集団で入っているので、とてもうるさい(写真右)。とにかく熱いの冷たいのと大騒ぎである。入り口に英語の説明員がいるところから、多分、欧米のガイドブックに必ず載っているんだろう。日曜日は3200ft(1300円)。いつでも2300ftのキラーイに軍配は上がる。

2012年8月18日 (土)

キラーイ温泉

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レッゲールト温泉、セーチェニ温泉、ルダシュ温泉と浸かったが、今のところ一番は、ここキラーイ温泉。ゲッレールドとセーチェニは広大だが、メインはプール(前者は波の出るプール、後者は流れるプール)。ルダシュとキラーイはトルコ風呂中心。湯量はルダシュの方が多いが、キラーイは完全源泉掛け流しで、しかもシャワーのお湯も温泉だ(加水はしているかもしれない)。
場所はブダ側だが、アパート近くからトラムに乗って徒歩も含め20~25分。松山で路面電車に乗って道後温泉に行く感じだ。『地球の歩き方』でも街全体マップにしか出てなくて、写真のようによく判らない建物なので見つけられない危険性が高い。料金は2300ft(1000円弱)。他の温泉に比べて湯船が2つにサウナが2つに水風呂が2つと小規模だが、庭に横たわれるデッキチェアがあるのが嬉しい。ただ小さいだけに観光客(って僕もそうだが)が大挙して訪れると、けっこうつらい。
入場の仕組みは最初は戸惑うが、だいたいどこも一緒。お金を払い、腕輪をもらい、ロッカーorキャビンに行き腕輪で入場/扉を開閉、水着に着替える(キラーイはいちいち係の人にキャビンを開けてもらわなければならない)。ブダペストの温泉はたぶん単純な銭湯から大規模化へと建て増しをしたためか常に迷路のようになっているが、勘と鼻が働けばお湯に導かれていく。湯船には浸かる時間が表示されている。乾式よりも湿式サウナの方が熱いのが特徴。キラーイはサウナのアロマと温泉の臭いが相まって非常にいい感じだ。FACEBOOKでお友達(教え子)の温泉女優の春馬ゆかりさん、さりげなくアピール。

2012年8月 4日 (土)

ゲッレールド温泉

Dsc02250_2アパートからメトロ1番線の終点でトラムに乗り換え、自由橋を渡ってすぐ。ここは5年前も行った。写真は屋内の温泉プールだが、手前にいわゆる湯船がある。他にも男女別々の湯船があるはずなのだが、どうしても見つからなかった。プール監視員に聞いても屋内のスパはここだという。今後の課題としたい。

ただこの施設の目玉は屋外の波の出るプール。1時間に1回大きな波が5~10程度続く。かなり激しい。どういう仕組みで波を作りだしているんだろうと思うが、1920年代からの施設だという。サウナで、とてもお金持ちそうなギリシャ人が話しかけてきたが、ギリシャにこういうもの(サウナ)はないといって、早々に退散していった。

土曜日だったが、午前中のためかすいていた。温泉後に施設内でビール(dreherという銘柄)500mlを飲む。確か200ft(80円くらい)。安くて美味い!

2012年8月 2日 (木)

セーチェニ温泉

実はハンガリーは温泉大国である。ブダペスト市内にも大小さまざまな温泉施設がある。ここは最大級のセーチェニ温泉。住んでいるアパートから1番メトロで10分以内。

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見ていただいて判るとおり、これでは“豊島園”である。実際真ん中の丸いところは時間がくると流れるプールになる。興味深いの、ここが流れるプールになると、他のジャクジー機能は停止すること。節電なのかしら。

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建物の中の温泉。こうしたインストラクタがエクササイズをしているところを見ると、はやり温泉というよりプールなのだが、ズーッと向こうに続く(いったいいくつあったんだろう)スパ施設には、温泉めいた湯船に静かーにつかる人々もいる。実際、立ちこめる湯気の臭いは温泉そのものである。

この他、温度の異なるサウナや水風呂もあって4時間ほどいたが、飽きることはない。ただ、人が多くて、上記の流れるプールは事故が起きてもおかしくないほどの“芋洗い”状態である。

やや否定的な見解を連ねてしまったが、実はこの他に「おおーこれは温泉!」という施設もある。続報を心して待て。

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